お仕事Q&A

知っておきたい14の病気をまとめました

非淋病菌性尿道炎

一般にクラミジア感染症として一括りにして呼ばれることもありますが、非淋菌性尿道炎は淋菌以外の原因で起きる尿道炎すべてを指しますので、クラミジア以外にも一般の細菌や原虫によっても引起こされます。 尿道炎の症状は尿道からの分泌物、ときに膿が出てくること、排尿時に痛みを伴い、尿道に不快感があることです。 発病までの期間はまちまちですが、1~2週間で症状が出ることが多いようです。ほとんどは性行為によって感染しますが、病原体の種類にゆっては、移らないこともあります。 特に女性においては病原体は保持しているが、自覚症状がまったくないことも、しばしばです。 感染経路はほとんど性行為によります。 原因は大きく3つに分けられます。 ①一般細菌によるもの(嫌気性菌尿道炎・カンジダ尿道炎) ②特殊な細菌によるもの(クラミジア尿道炎・マイコプラズマ尿道炎・ウレアプラズマ尿道炎) ③原虫によるもの(膣トリコモナス尿道炎・大腸アメーバー尿道炎・赤痢アメーバー尿道炎など)

クラミジア感染症

★概要★
現在の日本において感染者数が一番多いSTD(性感染症)です。 特に10代後半から20代にかけて感染者が増加しており、女性の場合ですと1回のセックスでの感染率が80%と言われています。 治療せずに放っておくと、女性では不妊症や子宮外妊娠の原因となり、エイズウィルスの感染率も3~5倍も高まります。 あらゆる性行為が感染源となり、口内からの感染が特に増えています。 ★症状★
①おりものの増加 ②不正出血 ③下腹部の痛み ④性交時の痛み 感染したまま放っておくと卵管炎をおこし、 子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。 さらに上腹部へ感染が広がると肝周囲炎を引きおこします。 ただし、女性の感染者の80%は症状が出ないと言われています。 ⑤のどの腫れ ⑥のどの痛み ⑥発熱など ただしクラミジア感染の場合、症状が出ない場合が多いようです。 また、性器クラミジアに感染している女性の10~20%は咽頭からもクラミジアが検出されたとの報告もあります。 性器感染に比べ、治療に時間がかかるといわれています。
★治療★
抗生物質・抗菌剤を2週間程度投与する事で治療できます。 症状は数日でなくなる事が多いが完全に死滅していない事があるので、医師の指示通り服用することが大切です。 途中でやめた場合ぶり返したり、菌に耐性がついて治りにくくなったりする事があります。 また、薬に耐性のある耐性菌も増加しているので注意が必要です。

性器ヘルペス

★概要★
クラミジア感染症や淋菌感染症につづいて感染者数の多いSTDです。 感染しても自覚症状の出ないケースは約70%あると言われています。 治療を行ってもウィルスの排除はできないので、再発の可能性があります。 母体への初感染時期によって、母子感染の可能性が高くなります。 新生児がペルペスを発症すると20~30%が死亡するといわれ、お産のときにヘルペスができている場合は、帝王切開による分娩がすすめられています。
★症状★
大陰唇や小陰唇から、膣前庭部や会陰部にかけて水疱や潰瘍ができると同時に、太もものリンパ節の腫れや痛みがみられます。 子宮頸管や膀胱にまで感染が広がることもあります。 発熱を伴い、強い痛みで排尿が困難になることもあります。 過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多く、性器または臀部や大腿部に水疱や潰瘍ができます。 再発する前に、外陰部の違和感や大腿部周辺に神経痛のような痛みなどの前兆が見られることもあります。 初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。
★治療★
抗ヘルペス剤の内服と抗ヘルペス剤軟膏塗布の両方を行います。 女性の場合には、月経が来るたびに性器ヘルペスが再発症するケースもあり、根気強い治療が必要です。

尖圭(センケイ)コンジローマ

★概要★
性器や肛門周辺にニワトリのトサカ(カリフラワー状)もしくは乳頭のようなイボができます。 全性感染症感染者数の5%を占めると言われ、特に女性の感染者が増えてきています。 母子感染の可能性もあり、新生児に産道感染することもあります。 ウィルスを完全に取り除くことは難しく、3ヶ月以内に約25%が再発します。 主にセックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染しますが、皮膚の傷口から感染することもあります。良性の「ヒトパピローマウィルス」が感染源となっています。 最近の研究で悪性の「ヒトパピローマウィルス」と子宮頸がんとの関係が報告されています。
★症状★
うすピンク色または茶色のニワトリのトサカ(カリフラワー状)か乳頭状(おわんを伏せた形)のイボができます。 軽い痛みやかゆみがある場合もありますが、自覚症状はほとんどありません。 女性の場合、大小陰唇、膣前庭、膣、子宮頸部、肛門内、肛門周辺、尿道口などに症状が現れ、進行するとイボは徐々に大きくなり、数も増えていきます。 治療としては表面のイボを取り除くことしかできず、再発する可能性が高いSTD(性感染症)です。 尖形コンジローマの感染源は、HPV(ヒトパピローマウィルス)といい、良性型と悪性型に分けられます。 尖形コンジローマ良性型HPVが感染源です。 最近、悪性型HPVの感染が若者の間で広がりはじめ、その結果子宮頸がんの発生が増加している、といわれています。 感染者の7~9割は自然に治りますが、1~3割はがんへの注意が必要になります。 オーラルセックスにより感染する可能性もあります。 悪性型HPVの感染は、口腔がんの発生の可能性につながるといわれています。
★治療★
・手術による治療 直接、イボをとってしまう外科的療法として、このような方法があります。 ①メスで切り取る(外科的切除) ②液体窒素(-190℃)で何回か凍らせてイボを取りのぞく(冷凍療法) ③電気メスでイボを焼く(電気焼灼) ④レーザー光線でイボを取りのぞく(レーザー蒸散) しかし、これらの治療法では、しばしばヤケド様の症状が残ったり、"痛み"を伴うことがあります。 また、手術によって目に見えるイボを取りのぞいても、その周辺部まで感染が及んでいる場合は、再発も考えられます。 ・薬による治療 尖圭コンジローマのためのくすりとして厚生労働省から認可されたものはありませんが、実際の医療現場では、医師の判断によって塗り薬が使われています。 これらの塗り薬だけではイボがなくならないことがあり、手術とあわせて使われることもあります。 イボがなくなるまでにどのくらいの時間がかかるかは、個人によって差がありますが、症状がおさまるまで数ヵ月かかることが多いようです。 尖圭コンジローマは再発しやすい病気なので、少なくとも治療後3ヵ月は、再発していないかどうか経過を観察するとよいでしょう。

性器カンジダ症

★概要★
成人女性の約10%、妊婦の約30%にカンジダ菌の膣内感染が認められたとの報告があります。 ただ、カンジダ菌の検出だけでは性器カンジダ症とは言えません。 性行為による感染もありますが、もともと人が体内(膣内、腸管など)に持っていることが多い菌で、何らかのきっかけ(体調を崩すなど)によって、さまざまな症状を引き起こします。 カンジダ属の真菌(カビの一種)によっておこります。 もともと体内にある菌が原因で症状が出る「自己感染」もあります。 出産時の「産道感染」もあります。
★症状★
女性の場合は、膣と外陰部に同時に症状が現れることが多く、 外陰膣カンジダ症といわれます。 主な症状には以下の様なものがあります。 ①外陰部や膣のかゆみ ②ヨーグルト状のおりものの増加 ③性器の炎症(灼熱感、痛み) ④性交痛 ⑤排尿障害 風邪、疲労、ストレスなどで免疫力が低下したり、ステロイド剤、抗生物質の乱用や妊娠などで症状が出ることがあります。 少数ですが、再発を繰り返す場合もあります。 もともとカンジダ菌は口腔内に存在するとも言われています。 乳幼児や老年者では免疫力の低下などにより、口腔カンジダ症やカンジダ性口内炎を起こすことがあります。
★治療★
治療は、1%のゲニチアナ・バイオレットを塗ると非常に早くきれいになおるのですが、最近ではトリコマイシンや、ピマフシンなどの膣錠とか軟膏が使われます。 トリコモナス膣炎と同じように、非常にしつこく再発しやすい病気ですから、おりものの培養によって菌が出なくなるまで治療するほうがよいのです。 しかし、局所治療だけでなく、カンジダを発病にみちびく全身の病気や状態をなおすことが大切で、いつでも健康な体の状態を保つことが、この病気の予防でもあり治療でもあるのです。

トリコモナス膣炎

★概要★
寄生虫の一種であるトリコモナス原虫が、セックスによって膣内に入り込むことによって起こる病気です。 あまり多くはありませんが、セックスだけでなく、公共施設の脱衣場、お風呂のいす、便器、タオルなどで感染することもまれにあります。 また、この病気にかかると、膣の自浄作用が低下して、他の感染症に感染しやすくなります。
★症状★
外陰部にかゆみが生じ、黄色っぽいおりものが増えます。 おりものは、緑色っぽくなったり、泡状になった りすることがあり、いずれもきつい匂いがします。 外陰部がただれ、膣壁に出血が見られる場合もあります。 このようなときは、膣の粘膜が赤く腫れ、発疹ができていたりするため、性交渉時の膣の痛みや少量の出血 を起こすことがあります。 病気が進行すると、尿道炎や外陰炎を起こし、排尿の時や歩くときに痛むように なります。
★治療★
治治療法は、フラジール(メトロニダゾール)膣錠とフラジール内服薬の併用で、2週間ほどで治ります。 膣のほか、尿路に侵入して潜伏することがあるため、膣錠だけでなく、内服薬も必要になります。 男性には自覚症状が乏しいので、女性自身が留意して、必ず2人揃って 治療を受けること必要です。 そうでないとピンポン感染していつまでも完治しません。

淋病

★概要★
淋菌の感染により起こる感染症で、感染率は約30%程度です。 最近では、性器クラミジア感染症と同時感染(淋病患者中20%~30%)している場合も多くみられます。 キスやセックスなど粘膜の接触により感染し、オーラルセックスが 一般的になった近年では、女性ののどから淋菌が検出されるケースも増えてきているようです。 治療せずにほっておくと、不妊症や子宮外妊娠の原因となります。
★症状★
子宮頸管(子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎をおこします。その後、腹腔内に進入し、骨盤内で様々な症状が出ます。 尿道炎を併発することも少なくありません。 主な症状に下記のものがあります。 ①おりものの増加 ②発熱 ③下腹部の痛み 感染したまま放っておくと卵管炎や骨盤腹膜炎をおこし、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。 ただし、女性の感染者の多くは症状が出ないと言われています。 また、喉への感染も増えており、 ①のどの腫れ、痛み ②発熱 などの症状を現れる場合もあります。 性器において淋菌に感染している男女の30%は咽頭から淋菌が検出されたとの報告もあります。 性器感染に比べ、治療に時間がかかるといわれています。
★治療★
治療法は、抗菌剤、ペニシリンを主体とする抗生物質を、注射するか内服するかして投与します。 約1~2週間で治りますが、途中で治ったと思って治療を投げ出してしまうと、抵抗力の強い淋菌が出現する場合があるようです。 このため、2ヶ月に3回以上の検査を行い、すべて陰性となって初めて完治したといえます。完治するまではセックス、飲酒を控えましょう。

梅毒

★概要★
梅毒は、主にセックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染します。 皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、血液中に入って全身に広がります。 梅毒は感染しても、ほとんど自覚症状が現れないと言われています。 そのため、気がつかずに進行すると、全身の皮膚に梅毒独特の皮疹が出来たり、中には脳や神経が侵されることもあります。 治療薬ペニシリンが発見されるまでは、不治の病として恐れられていました。 今は早期治療すれば完治します。 感染すると症状が、3週間後、3ヶ月後、3年後と変わっていきます。
★症状★
潜伏期間は10日~90日間と言われています。普通は3週間前後で症状が出ます。症状は、第1期~第4期に 分類されます。 第1期: 感染から3ヶ月くらいまでの症状を第1期といいます。 感染した人と接触した部分(性器、直腸、口など)に、1cmほどの赤みのあるしこりや、腫れ物ができます。 そのあとに、太ももの付け根が腫れてきますが、痛みがほとんどないため、その症状に気がつかないこともあります。 そのまま放っておくと、症状は自然になくなります。 第2期: リンパ節内で増殖した病原体が、全身に広がる時期を第2期といいます。 感染後3ヶ月くらいから、全身の 倦怠感や微熱などの不快感、ばらの花びら状の赤い発疹、外陰部や肛門周辺にイボ状の丘疹など、いろいろな症状が現れます。 この症状が現れたり、消えたりを約3年間ほど繰り返すといわれています。 出来ては消えるので、治ったと錯覚してしまう人やたいした病気ではないと思う人も多く、治療のチャンスを逃すこともあるようです。 第3期: 感染後、2~3年を経過すると筋肉、骨、内臓などに梅毒によるゴム腫と呼ばれる結節ができ、次第に大きくなります。 この時期を第3期といいます。 このとき、鼻骨が侵され、鼻が陥没することもあります。 第4期: 感染後、10年以上経過したものを第4期といいます。 この時期には、症状もかなりすすみ、心臓、血管、脳や神経まで梅毒に侵されています。 症状は、大動脈瘤、痴呆、進行性マヒなどとなって現れます。 中には大動脈瘤が破裂して死亡することもあります。
★治療★
抗生物質のペニシリンの内服や注射で治療します。治癒に要する期間は2~8週間程度になります。 なお、感染してから1年以内の梅毒を治療した場合、初日だけ38度台の高熱が出ることがあります。 菌が一気に死滅するための反応熱であり、治療はそのまま続けて問題ありません。

軟性下疳(ゲカン)

★概要★ アメリカやアジアなど、発展途上国にひろくつたわっている病気です。 逆にいえば、海外出張のサラリーマンなどが持ちはこんでくる病気と考えてよいでしょう。 ヘモフィルス・デュクレイという名前の微生物が体内に入り込むことによって起きる病気です。 アメリカでは感染者が増加しており、軟性下疳の患者にHIV感染者が多いとの報告もあります。 セックス、アナルセックス、フェラチオなどにより感染すると考えられています。 症状の出ている箇所に接触することで感染が広がります。 ★症状★ 感染後、すぐに症状がでます。一般的には数日から一週間以内といわれています。 主な症状の出る場所は外陰部などで、豆粒くらいのやわらかいコブができます。 その後、コブがつぶれて潰瘍になり、さわると強い痛みがでます。 太もも付け根のリンパ節の大きな腫れと強い痛みが感じられます。 口腔への感染の場合、口の中に軟性下疳菌による小さな潰瘍ができるといわれています。 ★治療★ 抗生剤の服用で治癒します。大抵は、1~2週間前後の服用で治ります。 ただし、潰瘍がある間は下着やシーツなどを出来るだけこまめに洗う必要があります。 もちろん、治療中のセックスやお酒は厳禁です。

鼠径(ソケイ)リンパ肉芽腫(ニクゲシュ)

★概要★
鼠径リンパ肉芽腫は、クラミジアの一種によって起こる病気です。 第四性病と呼ばれることもあります。淋病、梅毒、軟性下疳の次に位置する病気という意味です。 中南米など外国から持ち帰ってくるサラリーマンが感染をひろめることがしばしばあります。
★症状★
症状は大きく3期にわけられます。 1期:感染から約1週間 男女ともに、性器に水疱や潰瘍が現れます。軟性下疳とちがって、痛みを伴わないのが特徴です。 2期:一期から約3週間 股のリンパが腫張します。患部に穴が空き、そこから膿が流れます。 3期:感染から1年以上 直腸や肛門のリンパにまで症状がひろがります。男女とも性器に象皮病のような腫張を生じます。 この時、リンパ管の閉塞により、直腸狭窄などの症状が現れます。
★治療★
抗原液を患部に注射します。48時間して硬くなったら陽性です。 モノサイクリンやドキシサイクリンによって治療がなされます。

疥癬(カイセン)

★概要★
ダニの一種です。ヒゼンダニと呼ばれる虫で、0.3mm程度の大きさなのです。 この虫が人間にくっつくと、毛穴の中にはいったり、皮膚に穴をほって人体に住み着きます。 成虫は毎日卵をうみつづけるので、すぐに増殖することになります。ひどい時には何百万という疥癬虫が寄生することになります。
★症状★
感染後、3週間ぐらいで症状がでます。 場所は、首から下全体に及びます。赤いブツブツができたり、肌荒れのような症状が現れます。 特徴的なのは、疥癬トンネルと呼ばれる症状です。5mm~1cmくらいの細長い皮疹が手首に現れるのです。 また、男性の場合は、睾丸のあたりに赤黒いしこりが現れることもあります。 症状的には、激しい痒みです。とくに運動した直後やお風呂の後など、血行の良い時がピークです。 感染者との密接な接触、寝具や衣類の共用、性行為などで感染します。 性的接触による感染は10%程度と言われていて、現在は、高齢者とその介護者への感染が多くなっています。
★治療★
入浴洗浄後、薬剤(軟膏やローション)を全身に塗ります。 また、衣類、寝具への殺虫剤散布、洗濯も行います。 治療と殺虫を同時に行うことが必要です。 ヒゼンダニの成虫と卵が全て駆除され、かゆみの症状がなくなれば治ったことになります。

フォアダイス

★概要★
亀頭のカリの部分に1mm未満イボが一列に出来る。 または裏筋の部分に数個できる。 性感染症などの病気ではなく、生理的な現象です。 小さなイボやブツブツは脂肪の粒なので、人に感染するものではありません。
★症状★
フォアダイスは性病ではなく、成人男性の65%に認められ口の周り、女性器にも出来る。 フォアダイスは脂線であり、脂線が皮膚を透けて見えている状態なので症状の悪化や痛みや痒みはありません。 尖形コンジローマとよく間違えられます。 尖形コンジローマの外見は、イボの先端がニワトリのトサカ状で、表面がなめらかでなく、大きさはまちまちです。 フォアダイスの外見は、表面がなめらかで大きさは小さく、粒がそろっています。
★治療★
フォアダイスは良性のものなので、治療の必要はありません。 見た目が気になる場合は、レーザーや電気メスで除去することは可能です。

ケジラミ

★概要★
ケジラミは、体毛に寄生します。 陰毛を中心として、髪の毛、ワキ毛、胸毛、眉毛、ヒゲなどに寄生します。 寄生したケジラミたちは、体毛の根元に住み着き、人間の血を吸いながら一度に50個もの卵を産みます。 卵は、セメント物質で固められるために洗い落とせません。 卵は一週間程度で孵化し、成虫となります。成虫の寿命は、一ヶ月程度。 たった一ヶ月の間で子供から大人になってまた卵を産むのですから、とても早い生活サイクルだといえるでしょう。 ※感染中の生活 禁止:セックス、タオル共有、ベッド共有、洋服共有 服装:ぶかぶかの短パンなどをはいていると、間からケジラミが落ちることがあります。 必要:下着などはかならず毎日洗濯をすること。部屋にほうっておいたりすると危険です。
★症状★
体毛のある場所に、ケジラミは寄生します。 ケジラミは皮膚にクチバシを挿入し、ゆっくりと血液を吸い取って栄養を蓄えます。 人は、血を吸われた箇所にかゆみを覚えますが、皮疹があらわれることはほとんどありません。これが特徴です。 かゆみは人によって違います。 猛烈なかゆさとともに眠ることも出来ない人がいる一方で、何も感じない人もいます。 ただ、基本的には、かなり激しいかゆさを感じますので、寄生されれば皮膚病か何かだとすぐに気づくはずです。 ただ、まさかケジラミに感染したとは思いませんから、大方の人は、汗疹だとか、いんきんたむしだと勘違いする傾向にあります。
★治療★
一番確実な方法は、ケジラミの寄生している場所の毛を全てそることです。 ケジラミの寄生場所をフェノトリンパウダーやフェノトリンシャンプーで洗い落とし、殺虫することを繰り返します。 ケジラミと卵が全て駆除され、かゆみの症状がなくなれば治ったことになります。

エイズ/HIV

★概要★
HIV(通称エイズウィルス)に感染し、免疫力が低下して発症する病気をエイズといいます。 治療法は近年めざましく進歩しており、完全なウィルスの排除はまだできないものの、エイズの発症をおさえる薬は開発されています。 早期発見、早期治療がとても大切です。 エイズでの死亡率は低下してきているものの、感染者数は増加の一途をたどっています。 現在は、男女間の性行為による感染、特に若年層の感染が確実に増えてきています。 クラミジアなど、他のSTDに感染しているとHIVウィルスの感染率は3~5倍増加します。 HIVじゃないから大丈夫・・・・という考えはとても危険です。 性行為による感染を防ぐには、コンドームの使用が一番です。
★症状★
感染すると徐々に人間の免疫細胞を破壊し免疫力を下げる病気です。 免疫力が低下すると普段ならかからない様々な病気になりやすくなります。 エイズは、こうした免疫力低下によっておこるいろいろな病気が現れた状態をいいます。 カリニ肺炎、口腔カンジダ症などがあります。
★治療★
数種類の薬剤を服用することによってHIVの増殖を抑える治療が効果をあげています。 残念ながらHIVを体内から完全に消すことはできませんが、治療がうまくいけばエイズの発症を防いだり、遅らせたりすることができます。 勿論、通常生活への復帰も可能です。


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